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About Face 3輪講Chapter10

About Face 3輪講Chapter10

プレゼンテーション

概要

フローと透明性

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人間は、活動に全身で集中していると、周辺的な問題や気を散らす雑音を意識しなくなる

  • この状態をフローと呼ぶ。

フローの利点

  • 「穏やかな多幸症」を引き起こし、時間が過ぎるのを忘れさせる
  • おそろしく生産的になる(特に建設的な活動に従事している人)

インタラクティブ製品では、フローを後押しし、押し広げるようなデザインが重要

いかに優れたものでもインターフェイスは少ない方がよい。

オーケストレーションされたユーザーインターフェイスは透明である。

調和の取れたインタラクションのデザイン

  1. ユーザーの脳内モデルに従え。
  2. 小は大を兼ねる。
  3. ユーザーに直接的な操作を与えよ、議論を強いるな。
  4. ツールは手が届くところに。
  5. モードレスなフィードバックを返せ。
  6. 蓋(がい)然性に合わせてデザインし、可能性に備えよ。
  7. 情報はコンテキストの中で示せ。
  8. 直接操作とグラフィカルな入力を提供せよ。
  9. オブジェクトアプリケーションの状態を反映させよ。
  10. 不要な報告を避けよ。
  11. ダイアログボックスで正常だということを伝えるな。
  12. 白紙でものをたずねるな。
  13. 前もって許可を求めるのではなく、追認を求めよ。
  14. コマンドとコンフィギュレーションを区別せよ。
  15. 質問をするのではなく、選択肢を提供せよ。
  16. 射出座席のレバーは隠せ。
  17. レイテンシに対応して、何よりもまず応答せよ。

ユーザーの脳内モデルに従え。

  • 脳内モデル…製品とのインタラクションを説明するための認識上の略図
  • 例)病院の情報システム
    • 同じ患者情報を得るシステムでも、ユーザーによってどのようにソフトウェアが動いて欲しいかは違う
      • 医師は患者の名前で担当患者をソートしたい
      • 事務部門は未払いの日付と未払い額で患者をソートしたい

小は大を兼ねる

  • インターフェイスの要素はなるべく少ない方が良い(しかも製品の機能を減らさずに)
  • 関連する作業を適切にまとめて提供すれば、インターフェイスの色々な場所を引っかき回す必要がなくなる
  • エレガントで単純なインターフェイスに価値がある
    • 要素を削りすぎても意味が分からなくなる
      • →MENUボタンで電源を入れるiPod

ユーザーに直接的な操作を与えよ、議論を強いるな。

  • いわゆる直感的
  • 自分がしたいことを動作で指示できるインタラクション
  • クルマやハンマーなど身の回りにあるものと同じように振る舞うこと

ツールは手が届くところに。

  • 初級・中級者向けにパレットやツールバー、上級者向けにキーボードコマンドですぐアクセスできるようにする
  • ツールを探している時間はユーザーの集中が切れてしまう

モードレスなフィードバックを返せ。

  • モードレスなフィードバック=フローを止めることなく、製品の状態や効果を表示すること
  • モーダルダイアログボックスはなるべく使わない
    • なぜならフローを止めてしまうから
    • 例)iPhoneポップアップアラート=iOS5で改善された

蓋(がい)然性に合わせてデザインし、可能性に備えよ。

  • ほとんど確実に起きるだろうと思われることを、起きる可能性があるだけでしかないことによって変えてはならない

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↑99%保存するような場面でこのGUIを使ってはダメ

情報はコンテキストの中で示せ。

  • GB単位のハードディスクの残り容量をKBで教えられても分からない
  • 余計な操作をさせることなくビジュアルで表示すべき

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直接操作とグラフィカルな入力を提供せよ。

オブジェクトとアプリケーションの状態を反映させよ。

  • そのアプリケーションの状態が一目でわかるようにする
    • 例)Adiumのアイコン、メールソフトの未読メールアイコン

不要な報告を避けよ。

  • 「○○の処理が開始されました」系の報告は、ほとんどのユーザーにとって意味不明

ダイアログボックスで正常だということを伝えるな。

  • 隅のステータスインジケーター等で伝えるだけで充分
  • 特定のインタラクションが、ユーザーのゴールにすぐに直接的につながるよう設計すべき

白紙でものをたずねるな。

  • 自分のしたいことをうまく説明できないユーザーもいる
    • Wordでは新規作成でいきなり細かい設定を要求される
    • それよりも、まずは空のドキュメントを作ってしまい、その後細かく設定させる方が良い

前もって許可を求めるのではなく、追認を求めよ。

  • ユーザーは、何もないところから始めるよりも、アプリケーションが容易してくれたおおよそのところを自分の望み通りの値に設定していく方が心理的に負担がかからない

コマンドとコンフィギュレーションを区別せよ。

  • 機能を実行するときに設定を細かく尋ねてはならない
    • 例)「印刷」コマンドでいちいち細かい印刷設定が出る
    • 印刷実行のコマンドと印刷セットアップのコマンドを別々にしたほうが良い

質問をするのではなく、選択肢を提供せよ。

  • 質問をされる側よりする側の方が立場が上=ユーザーに質問をするとユーザーは劣等感を感じたりイライラする
  • 不要な質問を繰り返ししたり、モーダルに問いただしたりするのは避けるべき

射出座席のレバーは隠せ。

レイテンシに対応して、何よりもまず応答せよ。

  • インターフェイスは十分に反応するようにデザインすることが不可欠
  • レイテンシが避けられない場合、ユーザーにその情報を知らせ、キャンセルできるようにしておく