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About Face 3輪講Chapter12

About Face 3輪講Chapter12

プレゼンテーション

はじめに

よき振る舞い

  • 思慮深い
  • 賢い

思慮深い製品のデザイン

コンピュータは思慮深い人間と同じように振る舞わなければならない

  • 思慮深いプロダクト(人)の重要な特徴
    • ユーザに対して感心を示す
    • ユーザに対して興味を示す
    • 先が見える
    • 常識を働かせる
    • 人にニーズを予測する
    • 用意周到だ
    • 自分の個人的な問題で他人に負担をかけない
    • ユーザに必要な情報を提供する
    • 洞察力がある
    • 自身を持っている
    • あまり質問しない
    • 穏便にエラーを収める
    • ルールを曲げるべきと知っている
    • 責任をとる

ユーザに対して感心を示す

  • 思慮深い友人はあなたについて知っている
  • ソフトウェアはユーザの習慣や、ソフトウェアに出した支持を覚えておくべき
    • 毎回ユーザに尋ねるのは気が利かない
    • 例: ブラウザのフォームのオートフィル

ユーザに敬意を払う

  • レストランのウェイターはあなたに敬意を払う
  • ソフトウェアはあなたの言うとおりにするべき
    • ユーザを取り締まったり勝手に判断しない
    • 意見を述べることはある
    • 行動は制約しない

先が見える

  • スーパーの店員は売り場以外にお買い得情報も教えてくれる
  • ソフトウェアはユーザのゴールに関係ありそうなことを教えてくれるべき
    • 印刷ボタンを押したときに、キューがたくさん溜まっていることや、空いているプリンタがあることを教えてくれる
    • うるさすぎないように (すぐれたウェイター)

常識を働かせる

  • よく使うスイッチの横に脱出レバーを配置しない
  • 0ドルや10000000000000000ドルの入金が頻発すれば警告すべき

ニーズを予測する

  • 上司が出張となれば、部下は頼まれる前に上司の気に入りそうなホテルを予約する
  • ソフトウェアは待ち時間でニーズを予測して振る舞うべき
    • Webページでクリックされそうなリンクを先読みする

用意周到だ

  • 用意周到な人は、目的を大きく見ている。(台所の掃除/ファイリング)
  • ソフトウェアは用意周到に機能を用意しておくべき
    • 同じファイル名で保存しようとしたときに、エラーを出したり上書きしたりしない
      • => 古いほうの内容を示したり、古いファイルの名前を変更できる

自分の個人的な問題で他人に負担をかけない

ユーザに必要な情報を提供する

  • ソフトウェアは本当に重要なことはすべて伝えるべき ( => Chapter 25で)

洞察力がある

  • ソフトウェアはユーザにそうしろと言われなくても、ユーザの過去の振る舞いなどから推察して振る舞うべき
    • 在庫システムへの問い合わせの例
    • いつもフルスクリーン表示にしているなら、数回で覚えてデフォルトを変更する

自信を持っている

  • 削除しろと言われたら確認しない( 削除しますか? と言わない )
    • ただし戻せるようにしておく
  • 印刷しますか? も同様。ソフトウェア自身が不安にならない

あまり質問しない

  • ウインドウショッピングをしているときに商品に質問されたりしない
  • 税関では質問される => この恐怖を与えない

穏便にエラーを収める

  • まずい失敗をした友達を埋め合わせをするし、もとに戻せるならそれを試す
  • ソフトウェアは失敗をしたときになるべくユーザに迷惑をかけないように修正すべき
    • メール受信中にエラーで終了 => 受信中のメールが蒸発..
    • 10個の入力欄のあるフォームの値をサブミット => エラー => 戻ったら消えてる..

ルールを曲げるべきときを知っている

  • システム化すると融通がきかなくなる
    • 注文の優先順位をいじればもうひとつ注文がとれそう
    • 重要な情報がかけてるけど、とりあえず注文プロセスはすすめとこう
  • 手作業のシステムには"保留状態"がある
  • ソフトウェアに融通性(ファッジビリティ)をもたせるべき
    • システムに小さいミスが入ることを認める => 下流に行く前に人間に訂正をもとめる
    • ミスが入らないようにルールを厳しくするあまり、人間が問題からソフトウェアを守ろうという気をなくす
  • 人間の世界にはルールを逸脱したことがたくさんあるし、そこにチャンスがあったりするもの

責任をとる

  • ソフトウェアは責任を転嫁しがち
  • "印刷" ボタンを押した直後にキャンセルを押すと...
    • キューに入った分は印刷される
    • 「ぼくは知らないし」<= 無責任
  • 例えばプリンタにキャンセル命令をおくれば良い

賢い製品のデザイン

  • 思慮深く「賢い」人や製品が力になってくれる
  • 賢い => ユーザがあまり操作しなくても、その時点での制約下で十分によく働く

アイドルサイクルを仕事に回す

  • CPUはユーザの操作を待っている間空いている
  • => ソフトウェアはユーザのコンテキストを理解し空き時間を役に立つことに使うべき
  • 推量で何か処理をしても無駄になるだけではないか?
  • => コンピュータが高性能になったので、計算していらなければ捨てるくらいでも問題にならない
  • Mac OS XSpotlight
  • モーダルで選択肢を表示するときに前回の選択をレコメンド

賢い製品はモノを覚える

  • 賢く思慮深く役に立つ製品は、ユーザの知識を持ち、ユーザの振る舞いから学習する
    • ユーザにいちいち質問しない
  • 人間の振る舞いは不確かだがランダムでもない => 予測ができる

タスクコヒーレンス(一貫性/統一性)

  • タスクコヒーレンス
    • ユーザのゴールやその達成方法は、あまり変わらない
  • => ユーザが製品を使うとき、過去に使った製品と同じように使う可能性が高い

選択の記憶とデフォルト

  • 選択の方針
    • ユーザの過去の選択をデフォルトにする (まずければ直してもらう)
    • ユーザが設定画面などから明示的に変更をおこなった場合それを記憶し続ける
  • 例:Word (Officeは良い仕事をしてる)
    • 最後に開いたファイルの場所 => ファイルごとに記録
    • ウインドウのフルスクリーン設定
    • ウインドウの並べ方

パターンの記憶

  • 白黒反転の例
    • 一連の操作パターンを自動的に記録すれば良い
  • カスタマイズは記憶とは言えない (ヘビーユーザ向け)

覚えるべき操作

  • ユーザがすることはすべて記録すべき

ファイルの位置

推測できる情報

  • 変更バイト数の履歴: 126, 94, 43, 74, 81, 70, 110, 92
  • 今日の変更: 5000 => なにかがおかしい...
  • 万一に備えてコピーを作っておき戻せるようにしておく
    • ユーザに聞かないこと!

マルチセッションのアンドゥ

  • ファイルを閉じて"もとに戻す"が動かないのは近視眼的
  • アンドゥスタックを再ロードしよう

過去のデータの入力

  • 記憶の良いソフトウェアはユーザのミスを減らせる。時間も節約。
    • 住所フォームとかまちがいやすい
  • 最近のブラウザはフォームにオートフィルしてくれる

アプリケーションファイルに対するほかのアプリケーションからの操作

  • 監視スレッドがファイルを監視
    • ファイルの移動/印刷/メールでの送信
  • 不要ならすてれば良い

アプリケーションへの記憶の適用

  • 同じ日付のフォーマットを50回使用 => 最後の1度別のフォーマットを使用
    • 次はどちらのフォーマットを使うべき?

選択肢の絞り込み

  • 人間はまず無限の選択肢から数個に絞り込む => ソフトウェアでも
  • 例:
    • 最後数個の選択を候補として表示する
    • 小切手の振出システムの小切手の額と振出先を記録 => 額から振出先を絞り込んで表示する

選択の境界

  • 多くの選択のうち重要なものは少ない
    • 文房具を買うことにした後、どのレジで買うかは問題ではない
    • 印刷をするときに、印刷部数、縦置き・横置きは大きな問題ではない (毎回聞かない)
  • ユーザにとってどうでも良い選択をせずに済むように、良い境界を選ぶ

ほとんどのときにはほとんど正しい

  • アプリケーションは選択肢を提供するのではなく、進んで正しいと思われる選択をし、ユーザに設定変更や取り消しを認めるようにすべき]
  • 8割ただしければ、余計な操作は2割ですむ (毎回聞けば8割操作が必要)